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雑貨屋「PLAZA」の新・旧親会社

▶雑貨屋「PLAZA」の新・旧親会社

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我が家の年末年始は、父、母、妹の誕生日があり、ケーキを買いに行ったり、プレゼントを考えなければならない時期になる。昨日は妹の誕生日プレゼントを探しに、雑貨屋「PLAZA」に行ってきた。以前、東京放送(TBS)ホールディングスは放送事業よりも不動産事業で稼いでいる会社だというような趣旨のブログを書いたが、実はこの「PLAZA」の運営会社スタイリングライフ・ホールディングスTBSの子会社であり、映像・文化事業は不動産事業と並ぶ重要な事業となっている。

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「広告市況によって左右される放送事業に比べ、安定する映像・文化事業、不動産事業」

「PLAZA」は、1966年にソニー創業者の盛田昭夫氏の肝いりで始まった輸入雑貨チェーン「ソニープラザ」で、元はソニーの子会社。ハーシーチョコレート、カードゲームの「UNO」、L.L Beanなどの製品を輸入し、日本国内で数多くのブームを起こしてきた。2006年にソニーのPLAZA事業や化粧品事業などがスタイリングライフホールディングスとして独立し、それを東京放送(TBS)ホールディングスが買収したという経緯がある。

 

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ここ数年、スタイリングライフの業績を牽引するヒット商品となっているのが、2015年に発売した、肌に60秒貼り付ければ、洗顔、スキンケア、化粧下地ができるというシートマスク「サボリーノ」。平均10~15分かかる洗顔、スキンケアを1分で完了できる利便性が受けている。これを手掛けるのもソニーの化粧品事業会社だったBCLカンパニー

 

つまりスタイリングライフホールディングスは、簡単に言えばソニーの小売事業だったわけだが、雑貨は繁盛しているし、化粧品も市場を席巻しているという状況である。妹のプレゼント選びに行ったはずだが、意図せず、グループを離れても強いソニーのブランド力、コンテンツ力を感じた。

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