ラピスラズリの青

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石川でもテレビ東京が観たい

▶石川でもテレビ東京が観たい

前にもブログで書いたが、テレビ東京の視聴可能地域というのは日本の中でもかなり限られている。石川県にはもちろん系列局がないので、帰省中は『乃木坂工事中』『欅って、書けない?』『日向坂で会いましょう』が観られない。系列局が少ないというのは、資金や人材などの経営資源が他局と比べ乏しいからだ。

 

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先日、出揃った在京キー局各社の2020年3月期第一四半期決算でも、テレ東の経営基盤の弱さが如実に現れている。今年の4〜6月は企業の広告宣伝費が減少したのだろうと思うが、フジ・メディアHD以外のキー局は減収となっている。(フジも放送事業だけをみると減収)

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テレビ東京以外の各社は、放送事業だけに依存せずに多様な事業を展開しているため、スポンサー企業が広告宣伝費を絞り、放送事業が減益になっても他の事業で補うこともできる。例えば、テレビ朝日は放送事業の減益を、音楽出版事業の大幅増益で補っている。

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「放送事業で減収減益でも、他の事業で減収幅を縮小させ、増益にしている」


フジ・メディアは製作費削減で放送事業を増益にした他、都市開発・観光事業(不動産事業)でも増益にしている。

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その点、テレビ東京は放送事業以外の事業がなく、スポンサー企業の動向次第で業績に大きな影響が表れやすい。

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まあ、テレ東のような経営資源の乏しい会社は、多角化するよりも、資産を軽くして本業に集中する。それも競合他社が手がけていないニッチなジャンルで勝負するというのは、「弱者の戦略」として正しいし、経済番組や坂道の番組ではお世話になっているから応援している。注文を付けるとすれば、『乃木坂工事中』『欅って、書けない?』『日向坂で会いましょう』をTVerParavi、テレ東動画などのアプリで配信してほしいところ。

 

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