ラピスラズリの青

主に自分の好きなものや興味のあることと企業をからめて

お疲れさまでした。

▷お疲れさまでした。

2012年を思い起こせば、遅々として進まない東日本大震災の復興、無策により低迷する経済、国民は現状の政治に不満を持ち、それを見透かしたように近隣諸国がちょっかいを出す、雰囲気で言えば日本は暗く重い空気に覆われていた時代だったように思う。

 

そうした雰囲気を変えたいという国民の負託に応える形で2012年12月26日に発足した2度目の安倍政権は少なくともこうした雰囲気を振り払うことに成功し、景気回復、オリンピック招致成功などにより、2000年代以降最も世相が明るかったと言える7年8か月を作り上げた政権だったのではないか。

 

それだけでなく、在任期間中の全ての国政選挙に勝利し、安定した政治基盤を背景に特に経済、外交、安全保障の分野では歴代の政権が先送りしてきた課題をこなし、余人をもって代えがたいと思わせるほどの成果を残したと個人的には評価している。安倍首相でなければ乗り越えられなかった難局もいくつもあったと思う。

 

長きにわたり国家国民のために尽くした安倍首相がこうした形で首相の座を降りるのは残念だが、国民の一人として今後の早期の回復を祈りたいし、約8年間ありがとうございました、お疲れ様でしたと伝えたい。