飛鳥ちゃん
飛鳥ちゃん
飛鳥ちゃんの選抜発表後のコメント、その後のブログ。すごく頭の中に残って、昨日の深夜3時くらいまで何回か読み返した。
で、これは一つグループの象徴的な転換点なのだなと。
このブログ、自分の解釈では、乃木坂の柱だった西野七瀬が卒業して、グループを支えてきた多くのメンバーが卒業して、乃木坂は今、グループとして新しく生まれ変わらなければならない時期にある。
当然、これまで応援してきた乃木坂の良さを知る人の中には、新しいグループ像にはついて行けない人もいるわけだけど、新しい乃木坂について来て欲しい、見ていてほしい、応援してほしい。
という、今シングルでセンターを任され、その大きな期待を背負っている飛鳥ちゃんからのメッセージなのかなと。
だから、僕も推しているゆったん、かりんちゃんは卒業してしまうけど、飛鳥ちゃんのブログを読んで、自分は今から新しい気持ちで、今後も飛鳥ちゃんを中心に作り上げられる乃木坂を見ていきたい、応援していきたいと思った。
過去最多の22人選抜というのは、今シングル以降もメンバーの卒業を見据えている感じがするけれど、
激しく体制が揺れ動いている時期だからこそ、齋藤飛鳥のように、グループにとって大事な理念、精神をしっかりと持ったメンバーがグループを引っ張っていってほしいし、それを見ていきたい。
今シングルはセンターラインが心強い。新しい乃木坂を作っていくであろうメンバーで固められている。それを包み込むような安定感のある1期生の布陣。
まだまだ乃木坂、登り坂。登り坂を登っていく乃木坂を飛鳥ちゃんと一緒に見たい。
自分の解釈が必ずしも正しいとは思わないけど、今の時点ではこう考えるし、間違いなく、飛鳥ちゃんのブログは、自分が今後も乃木坂を応援していくモチベーションになった。感謝したい。
競馬
競馬
去年のジャパンカップで、初めて競馬場で競馬をして以来、通算6回目。
やっぱり競馬は「ギャンブル」「難しそう」「損しそう」とかそういうイメージがあるけど、実際に足を運んでみると、
賭けなくても楽しめるようなイベントだったり、食べ物が美味しかったりして、家族連れや、女性も思っていたより多くて、最初はびっくりした。
入場料もたったの200円で、休日の娯楽は他にもたくさんあるけど、競馬はかなり割安に楽しめるような気がする(損しなければ)
なによりの魅力は、目の前を駆け抜ける馬の迫力を現地で見られること。
JRA
JRAは財務諸表を公開しているから、作ってみた。(やっぱり財務諸表が気になる)
ここからわかるのは、100円の馬券を買うと、約75円が当選したときの払い戻しに使われ、残りの約25円は胴元であるJRAが取る構造。
だから標準的には、25円は負けるということになる。
それでも、多くの人が競馬を楽しんでいるのは、単に勝ち負けだけではない予想の楽しさ、馬の走る美しさがあるからなんだと、自分は思う。
その楽しさに気づいてしまったから、またそのうち競馬を見に行きたい。
いつか馬主になってみたいような。あとゆったんと競馬しに行きたい。絶対楽しい!
今日の関連株
富士通フロンテック(東証二部 6945)競馬場の大型映像装置や自動発券機を手掛ける。
図研(東証一部 6947)プリント基板CAD/CAMの大手。金子真人社長が多数の馬を保有。
セガサミーホールディングス(東証一部 6460)パチスロ機やゲームを手掛ける。里見会長が多数の馬を保有。「サトノ〇〇」
オービック(東証一部 4684)独立系SI。野田会長は夫妻で多数の馬を保有。「ミッキー〇〇」「ダノン〇〇」
ところで、競馬ほど多額の現金が動くシーンって社会にそんなにない気がするんだけど、現金の用意とか現金輸送とかどうしているんだろう?
そもそもJRAのメインバンクってどこ?
23rdシングル
23rdシングル選抜予想
今週日曜日の『乃木坂工事中』で、5月29日発売予定の23rdシングルの選抜発表がある。
というわけで選抜予想してみる。
まず前作の22ndシングルの選抜メンバーから、若月佑美さん、西野七瀬さん、衛藤美彩さんが卒業し、斉藤優里さんも23rdには参加しない。山下美月さんも今作は休止。
前作から選抜落ちしないであろう堅いメンバーが14人
あとは、競馬予想の印で表すと
15.久保史緒里◎
16.北野日奈子〇
17.鈴木絢音▲
18.阪口珠美△
が有力かなあと自分は思っている。
21人選抜だとすると、あと3人分の枠があって、
19.20.21.の3枠を樋口日奈さん、寺田蘭世さん、渡辺みり愛さん、山崎怜奈さん、中田花奈さん、岩本蓮加さんで争うのかなと予想。
しばらく3期生の初選抜が多くて、3期生を試しているのかなあという感じがするけれど、個人的には、2期生を応援しているし、2期生から初選抜のメンバーが増えると嬉しいので、山崎怜奈さん、渡辺みり愛さんに入ってほしい。
去年、なんかの歌番組で『帰り道は遠回りしたくなる』を歌ったときに、かなり選抜メンバーの欠席があって、代打で入ったアンダーメンバーが多かったのだけど、
代打で入ってた、阪口珠美さんとか中村麗乃さんとか見ていると、選抜とアンダーの間に大きな差はないというか、選ばれてもおかしくはないメンバーが多い。
これがやっぱり乃木坂の強さなのかなあ。
(この予想はあくまで個人の予想であり、個人の主観を含んでいます)
こねラップ
こねラップ
乃木坂46の22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』の特典映像で、斉藤優里さんは『白玉優里のこねラップ』という個人PVに出演している。
何回見ても、かわいい。かわいすぎる。
動き、声、目線のやり方、すべてがかわいい。
「かわいいの天才」というと、世間一般的には星野みなみさんだけど、それと並び立つ「かわいいの二大巨頭」として斉藤優里さんがいると思う。
そして、これは、かわいいのもあるけど、なんか耳に残って、たまに聴きたくなる感じのPV。
白玉
PVが公開されたころに「第一次こねラップブーム」が来たけど、最近、自分の中で「第二次こねラップブーム」が来ている。
で、見ていると、やっぱり一度、白玉が作りたくなってくるもので、
ついに白玉粉、買ってきちゃう。
材料は、水、白玉粉、きなこ。
白玉粉とは言うけれど、なんか砕いた砂利っぽい見た目。
ここに白玉粉と同じ量より少し少なめの水を入れてこねて、一つの塊にする。
斉藤優里さんもPVの中で、言っているけど「だいたい優里の耳たぶの柔らかさ」くらいになるまでこね続ける。(ここが重要で、忠実に優里さんの耳たぶの柔らかさくらいになるまでこねる)(妄想しすぎに注意)
そのあと、白玉の生地を3等分くらいにして、棒状にのばし、棒状にのばした生地を同じくらいの大きさにちぎっていく。
ちぎった生地を手でこねて丸めていく、この工程が一番楽しい。(ゆったんとこねたい)
たっぷりのお湯で茹でる。
しばらく茹でていると白玉が浮かんでくるから、そのあと1分くらい追加で茹でて、終わり。
流水で白玉団子を冷やして、きなことかをかけて完成。
意外と、10~15分くらいで作れるし、こねるのが楽しい。
白玉食べながら「ゆったんとゆったりしたい♪」
握手会で「白玉こないだ作ったよ~」とか言いたいところだけど、次の握手会でそういうこと言う雰囲気だとは思えないなー。残念。
こねラップの動画見てゆったんを思い出す日が近づいている。
まさに、4月17日発売の4thアルバム『今が思い出になるまで』だな。
アルミニウム
アルミニウム
映画の途中で、「住友軽金属」と書かれた木箱の中に入ったアルミニウム製の材料が出てきたりする。
住友軽金属は現在のUACJ
住友はやっぱり銅で始まった財閥だけあって、鉄(旧-住友金属工業)とかアルミ(旧-住友軽金属)とか金属に強いんだよなあと、このシーンで実感した。
意外にも、鉄や銅といった多くの金属は、紀元前5000年から3000年ごろに発見されて、古くから人類が利用してたのに対して、
アルミニウムは、原料であるボーキサイトが発見されたのは1807年、アルミニウムの生産方法が確立されたのは1887年で、まだ200年ほどしか歴史のない金属なんだよね。
さらに日本では、原料のボーキサイトが採れないから、国内でアルミニウム製錬が始まるのは1934年になってからだし。
その日本で初めて、アルミニウムの製錬を行ったのが日本沃土(現‐昭和電工)
当時、アルミニウムは軍需に多くが使われていたため、国内で完結する生産を行うことが重要であり、日本沃土は国産原料・国産機械・国産技術を掲げてアルミニウムを生産していた。
この昭和電工の日本最初のアルミニウム製錬工場は、長野県の奥、大町市にあるのだけど、
こんなところにアルミニウムの工場があるのは不思議だなあと思って、調べてみると、アルミニウムの製錬には、「電力の缶詰」とも言われるほど大量の電力を必要とするから、近くの高瀬川の水力を利用して発電した電気を使うため、ここに建設したらしい。
昭和電工大町事業所で行われていたアルミニウムの製錬も、2回のオイルショックを経て、電気代の高い日本では成り立たなくなり、1982年には製造が中止になり、
今は大町事業所では、昭和電工の稼ぎ頭「黒鉛電極」が作られている。
黒鉛電極の製造にも大量の電力が必要で、アルミニウムを作っていたころからある自社の水力発電所を生かす形で事業が行われているのは興味深い。
ところで、高速道路もない大町市に原料とか運んでくるの、大変そうじゃないですか。
どうしているんだろう。
近くの黒部ダムでも見に行く機会があったら一度、大町市も見に行ってみたい。
今日の関連株
UACJ(東証一部 5741)古河スカイと住友軽金属が2013年に統合。アルミ圧延能力で世界3位。
昭和電工(東証一部 4004)このブログでも何回か取り上げた化学会社。アルミニウムでも名門。
日本軽金属ホールディングス(東証一部 5703)様々なアルミニウム関連製品を手掛けるアルミニウムの総合メーカー
大和
大和
石川県と富山県出身の人なら多分、知っているであろう百貨店「大和」
現在は、金沢市の香林坊店、富山市の富山店、高岡市の高岡店の3店舗を運営している。
その大和が今日、2019年2月期決算の発表とともに、高岡店を8月で営業終了とすることを発表した。
大和の3店舗の中では、高岡店は最も売上高が小さく、赤字店舗であったことや、近隣にイオンやアウトレットができたことで客の流れが変化したことが大きいよう。
10年前は7店舗体制だったが、金融危機後に不採算な小型店の処理を進め、2012年からは3店舗体制だった。
今回、売上高38億円程度の高岡店の処理にめどをつけたことで、とりあえず、不採算店の撤退戦は一段落し、今後は売上高が200億円規模の香林坊店、富山店へ経営資源を集中していける体制が整った。
商品別売上高で言うと、衣料品と食料品がそれぞれ約3割を占めていて、
対前年比でみると、全体に対して、衣料品の動きが弱く、食料品は強いという傾向。
この辺に、キーがあるような気がしていて、もう少し、衣料品は効率化して、食料品は資源をより配分していくという方向で、進めていくんじゃないかねえ。知らんけどさ。
まあ、しかし、高岡店の処理に関わる特別損失として、49億円を計上したことにより、大和の自己資本は2018年2月期の84億円から、33億円にまで減少していて、
自己資本比率は11.4%と、なにかあったときに心もとない水準にまで低下している。
石川県で大和と並ぶ名門百貨店の「めいてつエムザ(金沢名鉄丸越百貨店)」も経営が苦しく、ほとんど債務超過で名古屋鉄道系の名鉄百貨店の完全子会社になった。
大和が今後、追加で大損失を出したときに火中の栗を拾うスポンサーは現れるんだろうか。
今日の関連株
製薬の分業化
太陽ホールディングス
普段、使わない地下鉄の駅で広告を見つけた。
自分は、ニッチな分野で高いシェアと高い収益性を持つBtoBメーカーが好きなので、太陽ホールディングスも大好物な企業。
太陽ホールディングスは、電子基板の表面を保護する緑色のインキ「ソルダーレジスト」で世界シェア6割超を誇るトップメーカー。
金融危機があった2009年や、歴史的な円高だった2011年、2012年でも営業利益率は10%以上を維持していて、直近の2018年は営業利益率21.7%を記録するなど、業界では高収益企業として知られる。
一方で、電子部品業界を顧客としていて、最終製品はスマートフォン、パソコン、家電などの電化製品になることから、それら最終製品の市場動向に影響を受けやすい。
また海外での売上比率が8割を超えるため、為替レートの変動などにも大きな影響を受ける特徴がある。
こうした中で、今、太陽ホールディングスは、ソルダーレジストに大きく依存する事業構造からの脱却を経営目標としている。
具体的には、「製薬事業への進出」
2017年に製薬子会社「太陽ファルマ」を設立し、本格的に医薬品製造事業に参入した。
世界経済の変動に左右されにくい医薬品製造に参入し、それを第2の収益の柱にしようという計画。
製薬の分業化
製薬業界では、スマイルカーブ現象が見られるとされている。
「スマイルカーブ現象」とは、電子機器産業などに見られる現象で、研究開発や商品企画といった上流のプロセスと、下流のアフターサービスで付加価値が高くなり、製造のプロセスでは付加価値が低くなるという現象である。
多くの成熟産業では、このスマイルカーブ現象が見られる。
製薬産業に置き換えれば、新薬の研究開発プロセスと、販売・アフターサービスのプロセスで高い付加価値が生まれているということになる。
今まで、日本の製薬会社は、自社で、研究開発から、製造、販売までの全てのプロセスを行ってきた。
しかし、近年、新薬を生み出すのが難しくなり、研究開発費が膨張している中で、大手の製薬会社の中には、利益率が低い製造部門や、特許切れの長期収載品や後発薬を他社に売却し、創薬プロセスに経営資源を集中させていく動きが見られる。
太陽ホールディングスは、製薬業界でこのような変化が起こっていることから、「現在の垂直統合型から水平分業へのシフト」が本格化するとみている。
そこで、太陽ホールディングスは、これまでレジストインキの製造で培った、 配合技術と分散技術という強みを生かせる、医薬品の、それも製造・開発に特化した部分に進出したわけ。
他社から、医薬品の製造を受託するCDMO(他社から委託を受け、医薬品開発・製造を代行する企業)になることを目指している。
製薬の水平分業化が進むことで、このCDMO市場は大きく成長することが予測されるため、様々な企業が参入してきている。
自分は、製薬業界にはあまり興味がなかったけど、「製薬の水平分業化」というテーマは追ってみる価値があるおもしろい流れだと思う。
今日の関連株
太陽ホールディングス(東証一部 4626)電子基板用レジストインキで世界首位。医薬品製造に参入。
シミックホールディングス(東証一部 2309)新薬開発の支援や、医薬品の受託製造を行う。
ニプロ(東証一部 8086)医療用器具の製造を行う。後発薬製造や医薬品の受託生産も行う。
アルフレッサホールディングス(東証一部 2784)医薬品卸国内首位。第一三共から長期収載品を譲受し、今後の再編の核になるか
渋沢栄一
渋沢栄一
昨日の夜くらいに報道が出て、今日、麻生財務大臣の会見があって、図柄のイメージまで公表されるわけだから、突然な印象だけど、
大学で、渋沢栄一とか歴史上の企業家を勉強してきたから、すごく嬉しい。
(ゼミの教授は、渋沢栄一についてマスコミから解説を求められるような人だったりする)
逆になんで今まで、採用されなかったのだろうという感じもするくらいの偉人。
「日本の資本主義の父」とも言われ、数百社の企業の設立に関わり、現存していて、自分たちの生活にも深くかかわっている企業も調べてみると、渋沢栄一が関わっていることが、びっくりするほど多い。
今日の株式市場では、新紙幣を刷るための印刷機を手掛けている会社や、ATMメーカーなど、その辺の新紙幣関連株が買われた。
新紙幣だと
— 新泉© (@araizumiC) 2019年4月8日
4713日信電子
6418日金銭
6419マース
6424高見沢サイバ
6457グローリー工業
6501日立製作所
6645無論オムロン
6701日電
6703沖
6741日本信号
6945富士通フロンテック
7521ムサシ
渋沢栄一が関わった企業で、今も上場している関連株どのくらいあるか調べてみた。
銀行
銀行以外の金融(保険・取引所)
エネルギー・鉱業
食品(製糖・ビール)
夕食を食べるのも忘れて、調べていて疲れた。とりあえず3部門だけ載せて更新。
渋沢栄一が、これだけの企業を設立し、いろんな経済の制度なんかも整えてきたのに、それほど一般的にはその業績が知られていないのは、三菱や三井のように財閥化しなかったというのが大きいんじゃないかと思う。
これだけ、渋沢栄一が関係した上場企業が多いのに、上場企業で「渋沢」の名前が付いているのは、「澁澤倉庫」だけ
カインズ
カインズ
『静岡の旅』に行ったときに「炭焼きレストランさわやか」でハンバーグを食べた、と書いたけど、人気店だから当然、待ち時間がある。
待ち時間は35分くらいで、暇だったから店の周辺を散策していて、
近くのホームセンターのカインズの店内で良い感じのスツールを見つけた。
さすがに静岡でスツール買って、東京に持って帰るのは狂ってるから買わなかったけど、昨日、やっぱり欲しくなって、東京23区内唯一のカインズ、南砂町SUNAMO店に行ってきた。
カインズはホームセンターだけど、インテリア、日用品、食料品なんかもかなりしっかり揃えてあって、店内を見ているとすごく楽しい。
なんでホームセンターってあんなにわくわくするんだろうね。
まあ結局、スツール買わずに、アウトドアチェアを買った。
www.cainz.com
アウトドアチェアが税込980円。ちょっと安すぎません?
なぜスツールとかアウトドアチェアの類が欲しかったかというと、ベランダで酒飲めるようにしたかったからなんだよね。
ベランダからの景色を写すとすぐ住所がばれると思うから載せないけど、桜も見えるし、良い風も吹いて意外と、うちのベランダは居心地がいい。
1人、2人くらいなら普通に無理なく、くつろげる。
カインズのPB
上の写真に写っているコーヒーとチューハイはカインズのPB(プライベートブランド)。
コーヒーが確か38円、チューハイが98円。安すぎる・・・
で、やっぱり調べてみたら、カインズはかなりPBに力を入れているみたい。
カインズの売上高の約40%がPB商品。
通常、PBは小売側からすると、仕入れコストを減らせることから、利幅が厚いとされている。だけど、この記事にも書いてあるけど、カインズはPBを利益度外視で安売りすることで客を集めていて、それで、PB以外の商品をも買ってもらおうということだと思う。
カインズがPBに力を入れ始めたのは、創業者・土屋嘉雄氏から、2002年に長男の土屋裕雅氏が社長の座を引き継いでから。
業績は、この間で、売上高が1.5倍、営業利益が2.5倍に成長したらしい。
カインズ(売上高4142億円)は、ホームセンターでDCMホールディングス(売上高4435億円)に次ぐ、第2位の企業。
DCMは、各地のホームセンター数社が経営統合してできた企業であることを考えると、単一ブランドではホームセンター業界トップ。
上場はしていない。いつか上場することがあったら買ってみたい企業の一つではある。
PBを生産している会社を調べたりするとなかなか面白いので、おすすめ。買うときは見てみて。
今日の関連株
DCMホールディングス(東証一部 3050)北海道のホーマック、中部のカーマ、四国のダイキが経営統合して発足。業界首位
コメリ(東証一部 8218)新潟発祥のホームセンター大手。業界3位
コーナン商事(東証一部 7516)ホームセンター大手。近畿から全国展開。業界4位。
PLANT(東証一部 7646) 超大型スーパーやホームセンターを展開。北陸地盤。
石川出身だからPLANTは家の近くにあって知っているけど、なかなか店内がおもしろい。株価も割安感があって気になるところではある。
今期は4店舗新規出店を計画していて、さらに2021年9月期までに3店舗増やし、売上高は1150億円(前期888億円)を目指すという強気の計画。どうなるか見ていきたい。
銅
銅
銅の価格が伸び悩んでいるらしい。
中国の経済成長率鈍化や米中貿易摩擦などで世界経済の先行き不透明感が拭えないため。
銅は、高い導電性と、熱伝導率を持ち、安価で加工しやすいことから電線や伸銅品など産業のいたるところで用いられ、鉄に次ぐ市場規模がある金属。
だから、銅は経済・産業の発展とともに消費量が増える傾向にある。
中国が経済発展とともに大量の銅を必要とするようになって、銅価格は2003年頃から高騰している。
中国は世界で生産される銅の40〜50%を消費する世界最大の銅需要国で、銅の需要量は中国の景気に大きく左右される。
銅価格の先行き
その中国では、2018年の銅需要は前年比+5%程度、今年も+3%程度が見込まれていて、世界的にもインドなどで需要が伸びている。
世界的に、電気自動車向けの需要も高まっていくと考えられている。
一方で、供給面ではチリの大型鉱山が改修工事に入ることや、アジアの製錬所で生産トラブルが起こっていることから、供給が減る可能性があることや、
鉱山・製錬所の環境対応コストが上昇していて、これらのコストが転嫁されていくと銅価格はこれから上がっていく。
資源企業の動向
開発しやすい鉱山は既に開発され、年々、鉱山開発は奥地化・深部化・大型化が進んでいるらしく、探鉱や開発にかかる資金が大きくなっている。
これに対応するために、資源メジャーの間でM&Aが繰り返され、近年、巨大化している。
日経新聞のCMで「その裏には経済がある」というフレーズがあるのだけど、
資源価格は正に「その裏には経済がある」で、どういう要因でこの価格になっているのか、この価格は経済にどういう影響を与えるのか、考えたりしながら資源や資源企業に投資してみるとおもしろいかも。
銅価格上がるかなあと思うし、下の「今日の関連株」のどれか買おうかな
今日の関連株
ETFS 銅上場投資信託(東証 1693)「Bloomberg Copper Subindex」という銅指数の価格に連動する投資信託
住友金属鉱山(東証一部 5713)日本企業で最大の銅権益生産量を有する。
三菱商事(東証一部 8058)商社の中では最大の銅権益を保有。
Freeport McMoRan(NYSE FCX)チリのCODELCOに次ぐ銅権益を保有。