現代社会のオアシス『7秒のしあわせ』
▶現代社会のオアシス『7秒のしあわせ』
待ちに待った斉藤優里さんの1st写真集『7秒のしあわせ』がついに今日、発売日を迎えた。
家に帰ってきて、近所のコンビニでようやく1冊受け取り、そこから今の今まで眺めていて、どれがベストショットだろうと考えていたけど、大人っぽい表情も良いが、やっぱり斉藤優里さんは特に笑顔が素敵。斉藤優里さんの御顔や御姿は本当に僕の癒しです。
東洋経済新報のとある記事に「現代社会は癒しを求めている」というようなことが書かれてあるのを以前、読んだことがある。
そうだと思う。癒しが必要。
世の中には、様々な癒しがあり、10人いれば10種類の癒しがあるだろうが、僕にとっては斉藤優里さんの存在こそその一つであり、『7秒のしあわせ』はその癒しが形になったものだと思う。
現代社会を生き抜くのに必要なオアシスになるので、興味があるけど、まだ買ってない方はぜひ ↓
▶企業オタクでもあるので
僕は斉藤優里さんのオタクであり、また企業オタクでもある。
なので、「斉藤優里1st写真集関連株」と称して、数社挙げていたわけなんですが、印刷関連としては2大印刷会社の大日本印刷と凸版印刷があると思った。
斉藤優里1st写真集関連株
— ありしぇ🍉 (@Gagarin_tan) 2019年5月21日
・大日本印刷(写真集印刷)
・凸版印刷(写真集印刷)
・東洋インキSCHD(印刷インキ)
・日本航空(バリ島への航空便)
・ANAHD(バリ島への航空便)
・楽天(予約特典)
・セブン&アイHD(予約特典)#7秒のしあわせ
実際、これまでに出版された乃木坂ちゃんたちの写真集は大抵の場合、両社のどちらかが印刷している。
ところが今日、斉藤優里さんのものを見たら、印刷会社は東京都豊島区に本社を置く「シナノパブリッシング」というところだった。
この会社がちょっとおもしろくて、1881年に長野県で信濃佐久新聞社として設立されていて、もともとは新聞社だった。
ところが、戦中の1941年に新聞統制により、各都道府県の新聞社が1社に統制され、この新聞は廃刊になってしまう。
そして、多分、その新聞社の東京印刷所だけが残され、それが生き残って「シナノ」を中心とする印刷グループになったのだと思う。
すごーくアブノーマルな写真集の楽しみ方をしていますが、こういうところも含めてめちゃくちゃ良い買い物だったと思ってる。
しかし、早く発売日にならないかなあと思いながら、毎日少しずつ、写真集の公式アカウントからオフショットが公開されるのを楽しみにしていた日々も終わるのかと思うと少し寂しい。
が、まだお渡し会が残っているので、気を抜かずにしばらくニヤニヤしながら生き抜きます。
(ちなみに、某斉藤優里関連株のうちの1社、かなり売られていたので買ってみたら+10%くらいになったので写真集買う原資になりました。)
▶今日の関連株
テレビ東京の放送地域
▶テレビ東京の放送地域
【悲報】テレビ東京「津波注意報が出ている地域の人は逃げてください」
— 2ch迷言集 (@2chmeigensyu) 2019年6月18日
0001 風吹けば名無し 2019/06/18 22:46:11
新潟でテレ東見れるやつおらんやろ
たしかにテレビ東京は新潟や山形では見られない。
逆にテレ東の系列局があるところの方が少なくて、テレビ北海道(北海道)、テレビ愛知(愛知県)、テレビ大阪(大阪府)、テレビせとうち(香川県・岡山県)、TVQ九州放送(福岡県)
いわゆる「在京キー局」の中にも、一部の都道府県に系列局がないところはあるけど、基本的にはだいたいの都道府県をカバーしているから、テレ東のカバー範囲というのは圧倒的に狭い。
テレビ東京系列の局も、正確に言うとテレビ東京の関連会社というより日本経済新聞社の関連会社だし…
経営的な面から見ても、売上高や資産規模も小さく、在京キー局5社のうち万年5位である。
そんなかんじだけど、僕はテレ東の作る番組が好き。
経済番組も多いし、なんと言っても日曜24時からの『乃木坂工事中』『欅って、書けない?』『日向坂で会いましょう』があるから良い番組が多いテレビ局だなあと思う。
これに関連して、ふと気になって、調べてみたんだけど『乃木坂工事中』が映る地域って本当に少ないんだね。たしかに実家の石川県に帰省したときは観られないのがもどかしい。
これからもっと放送地域が増えて、もっと乃木坂の良さが広まると良いなあ。
テレ東系列ではない秋田放送が『乃木坂工事中』を放送しているのは、生駒ちゃんや絢音ちゃんの活躍が大きいと思うし、大園桃子ちゃんの鹿児島県、伊藤理々杏ちゃんの沖縄県とかでもそのうち映るようになるかな。
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テレビ東京ホールディングス(東証一部 9413)在京キー局第5位。日本経済新聞社の持分法適用会社で、経済番組に強い。
日本のマッチ産業
▶日本のマッチ産業
日本たばこ産業(JT)が運営している「たばこと塩の博物館」で「マッチ」の特別展をやってたから見に行ってきた。
この博物館、僕は3回目なんだけど、毎回違う特別展をやっていて、常設展示もおもしろい。料金も大人100円だから近くに寄る機会があったら一度は行ってみてほしいなあってところ。
たばこを吸わない自分も楽しめるし、スカイツリーから歩いて10分ほどだから周辺一帯を回るデートとか楽しいだろうなあと妄想してる(妄想の中でのお相手は斉藤優里さん)
マッチの展示を見ていると、日本は1890〜1910年代には世界屈指の生産量を誇るマッチ大国だったらしい。
大量のマッチを主にアジア諸国に輸出していたため、アジアとの貿易に使われていた神戸港周辺にマッチ製造業者が多かった。
現在でも国内でマッチ製造する日東社(姫路市)、大和産業(姫路市)、中外燐寸社(岡山市)の3社はいずれも神戸周辺の企業だ。
2016年に撤退した最大手の兼松日産農林の工場も淡路にあった。
▶スウェーデン・マッチ
最大手だった兼松日産農林のマッチ事業は、1924年に設立された企業「大同燐寸」を源流にしている。
この大同燐寸はスウェーデン・マッチという企業と日本のマッチメーカー数社の共同経営で作られたという不思議な歴史を持つのだが、
当時、世界中でマッチ工場を次々と買収したり、各国のマッチ独占権を獲得し、マッチ業界のトップに君臨していたのが、このスウェーデン・マッチで、日本進出にあたり、国内の3社を合併させ、生産量の70〜80%を一社で生産する巨大企業を作り傘下に置いた。これが大同燐寸である。
ところが、このスウェーデン・マッチは実は世界中で巨額の買収をするための融資を得るため、粉飾決算や架空の金融取引を行なっており、1929年の世界恐慌以降、それが逆回転を始め、1932年に破産することになる。
親会社が破綻した大同燐寸は、日産コンツェルンでゴム園経営や林業事業を行なっていた日産農林工業と合併し、2017年までマッチ製造事業を行なっていたという、ちょっと変わった歴史がある老舗企業。
日産農林工業は、平成に入り、商社の兼松の傘下に入り、社名変更「兼松日産農林」になり、2016年「兼松サステック」に名を変え、現在では、木材を使った地盤改良事業や木材加工事業、セキュリティ機器の販売を行っている。
マッチ調べていて、すげえなあと思ったのは、スウェーデン・マッチという会社、どういう経緯があったのか復活していて、今でも世界最大手らしい。。。
スウェーデンって自国市場がそれほど大きくないから、スウェーデンの会社って海外に出て行ってグローバルに活躍しているのが多いんですよね。
▶今日の関連株
ホルムズ海峡を通るメタノール
▶ホルムズ海峡を通るメタノール
昨日はイランのことについて書いたけど、それに関連するニュースで、ちょうど最近、日本関係のタンカーがホルムズ海峡で攻撃されましたよね。
攻撃されたケミカルタンカー「KOKUKA COURAGEOUS」は、東京都千代田区に本社を置く「国華産業(こくかさんぎょう)」という海運会社の船。
国華産業は、三菱ガス化学と辰巳商会の共同出資会社で「KOKUKA COURAGEOUS」はメタノールを積んでいたらしい。
三菱ガス化学は、サウジアラビアで国営石油化学会社SABICと共同で、世界最大のメタノール工場を運営していて、多分、そこで作られたメタノールをアジア方面へ輸送する途中だったのだと思う。
メタノールは、塗料や樹脂、接着剤、溶剤など幅広い製品の原料として使われ、近年、需要が伸びている化学基礎原料。
そもそも、メタノールは、天然ガスから作られるのだが、三菱ガス化学の前身企業は、かつて新潟県で採れる天然ガスを原料にメタノールを生産していた歴史があり、その技術がある。
1995年に新潟での生産を終了し、1983年から、その技術と現地の安価な天然ガスを使ってサウジアラビアでメタノールを生産している。
三菱ガス化学はメタノール需要の高まりの波に乗って業績はけっこう好調。
サウジの合弁会社から計上している利益も年平均100億円を超えていて、三菱ガス化学にとってこの事業を安定的に続けることは経営上とても重要。
そして、幅広い用途に使われるメタノールは今は日本では生産されていない、そして産業・日常生活に不可欠な原油の多くもホルムズ海峡を通る。
特に、東日本大震災以降、エネルギーのほとんどを原油・天然ガスに頼る中、ホルムズ海峡などシーレーンの確保は死活的に重要な問題である。
もっと日本人一人一人が自分のこととして考えてみなければいけない気がする。
▶今日の関連株
イラン・ジャパン石油化学
▶イラン・ジャパン石油化学
核開発やそれに伴う経済制裁など、今は対米関係でいろいろある中東の国イラン。
日本は歴史的にイランと友好的で、かつアメリカのトランプ政権とも良い関係を築いているため、両国の間を仲介しようと安倍首相が先日、日本の首相として約40年ぶりにイランを訪問した。
そういう取り組みはどの国でもできることではないので、これからも安倍首相には外交で頑張ってほしい。
ところで、今回の安倍首相の訪問の約40年前にイランを訪れた日本の首相はなんでイランに行ったのだろうと思って調べてみた。
前回イランを訪問したのは1978年の福田赳夫首相。
1978年はイラン革命が起きる前年であり、既にイラン全土で国王打倒運動が行われ、情勢も悪化している時だった。
イランでは1971年から、日本の三井物産を中心としてイラン・ジャパン石油化学(IJPC)という会社を設立し、巨大な石油化学プロジェクトの建設作業を進めていた。
福田首相はそのことに絡んで、訪問したと思われる。
この後、IJPCは不運な運命を歩み、日本企業の海外進出に伴って高まるカントリーリスクの代表例として語られるものとなった。
石油化学プラントは1978年末には85%の工事が終了していたが、翌年1979年にイラン革命が起き、日本人は総員帰国を余儀なくされた。
その後、1980年から工事を再開するものの、今度はイラン・イラク戦争が勃発し、8年に渡る戦争で、このイラン・ジャパン石油化学のプラントも度々、イラク軍からの空爆を受け、操業不能の状態になる。
こうなって、6000億円を投じたこのプロジェクトから三井物産を中心とする日本側各社は撤退を決断し、1989年にIJPCは清算の合意がなされた。
三井物産は総額で約2000億円を損失した。
この首塚は、関東大震災後の再開発でも、戦後にGHQが区画整理しようとしたときも関係者が不審死したり、事故にあったりしたため、「動かそうとすると祟りが起きる」と言われている。
三井物産がイランの石油化学案件を進めていたころも、本社建て替えで首塚を移転させようとしていたとされる。
現在、三井物産は本社の建て替えを行っているが、首塚を避けるように建てている。
▶今日の関連株
無関心の壁
▶無関心の壁
シンガーソングライターの家入レオさんは、日経夕刊の「プロムナード」というコラムで今年1月から毎週金曜日を担当している。
僕は家入さんの曲はほとんど聞いたことがないし、あんまり関心がなかった。
だけど、このコラムがおもしろくて、とにかく読んでて気持ちいい。毎週金曜日が楽しみになってくる。
やっぱり歌詞を書くことを仕事にしている人は、文章を書くのも上手いのだなあと感じた。
こういう入り方で、曲の方にも興味が出てくるかもなあとも今思ってる。
今、好きな乃木坂も、斉藤優里さんも「無関心の壁」の向こう側に行けたからこそ、その良さがわかって、楽しい毎日を過ごせているし、「無関心の壁」を築いて通り過ぎるのではなく、一度、興味を持ってみて、興味があるうちに知識や経験にすることというのはすごく大事な気がする
今日の関連株
2,000万円
金融庁が6月3日に公開して炎上している報告書『高齢社会における資産形成・管理』。
高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)が、ほぼ年金に頼った生活をする場合、毎月5万円ほど不足するため、「人生100年時代」を考え、あと20~30年生きるとすると、2,000万円ほどが必要だという試算。
年金だけに頼って生活できるわけはないというのは、広く認識されているように思うし、いまさら何をと思わないでもない。
まあしかし、この試算、おそらく楽観的で、実際にはもっと必要だと思う。
今回、年金を管轄していない金融庁が、このような報告書を出したのは、つまり貯蓄に偏っている日本人の資産を投資に向かわせようという考えによるもの。
年金だけを当てにせず、自力で資産運用し、老後の生活資金を作るように促すのは正しいし、そうあるべきだとは思うけど、タイミングが悪すぎる。
参議院選挙を来月に控え、いろいろセンシティブな時期にこれを出してくる金融庁のセンスの無さ。
年金改革は不評を買う、痛みを伴う改革だけれど、今の日本では避けては通れない道。だけど、時期的に選挙を意識して政局化してしまったし、メディアも変な取り上げ方を始めたから、政府・与党としても、触れたくない鬼門。ますます腰を据えた年金の議論をしにくい雰囲気を作った。
それから、この「老後資金2,000万円」がこれだけ話題になった理由の一つには金融リテラシーの低さからくる漠然とした不安があると思う。金融庁には、こういう不安を取り除くための金融教育の部分でもっと頑張ってほしい。
みんな、資産運用を勉強して、投資へと一歩踏み出して、2,000万円(多分、もっと必要)を作ろう!
※このブログは特定の投資行動を推奨するものではありません。投資は自己責任。
図書印刷が持つお宝
▶図書印刷が持つお宝
印刷大手の凸版印刷が中堅印刷会社の図書印刷を完全子会社化することを5月13日に発表した。
この図書印刷という会社は、利益率は地を這うほど低く、中核の印刷事業も将来性がないけれど、あることで投資ファンドから目を付けられていた。僕もその点に注目して図書印刷株を持っていた。
そのあることとは、リクルートHD株を大量に保有していること。
「投資その他の資産」に含まれているリクルート株が総資産の約4割を占める。
今でこそ、日本を代表するIT界隈の巨人だが、リクルートは江副浩正が1960年に全国100紙の大学新聞と契約し、企業の採用情報を扱う専門広告代理店「大学新聞広告社」として創業された会社。
その後、それらの採用情報を集めた情報誌を作るようになり、ここで印刷会社との取引ができた関係から大日本印刷、凸版印刷、図書印刷が株主になった。
その時に、図書印刷が取得し、現在でも保有する1395万株のリクルート株は取得価格(簿価)が約5億円、現在の市場価格(時価)はなんと約480億円にもなっている。
図書印刷は、480億円ものリクルート株を持っている一方で、やっている事業は低収益かつ将来性がないため、市場での評価はとても低く、
という時期も長かった。
力強い成長力を持つリクルートのような企業の株を、低収益で将来性のない企業が持っていて、それも保有株の価値を大幅に下回るバーゲン株価になっている。
こういうお宝を見つけ出して、粘り強く長期投資していきたい。
そのときに大切なのは、先入観や思い込みではなく、本質的な価値をちゃんと見ることだと思う。
印刷会社という斜陽産業という先入観で、投資先の対象から外すのではなく、客観的に数字などを見なければいけないと強く思う。
そして、これは就職先を選ぶ時とかもそうで、「東証一部だから」「本社がきれいだから」「知名度があるから」とか本質的な企業の価値とは関係ないところで決断を下すのではなく、事業の収益性、安定性や安全性を客観的に判断することがとても重要だと思う。
投資や就活以外にも、人生は決断の連続だし、本質的な価値を見る能力、大事なのではないか。
▶今日の関連株
エルビスサンド
▶エルビスサンド
僕は「何作ろうかなあ」と思いながら買い物行くのも好きだし、料理するのも好き、食べるのも好き(それで最近太ってきたのだが)
そんな僕が作ってみたいと最近思ったのが、これ。
エルビスサンド
— 大刀・ザ・ヒュージザンバー (@DAIGATANA) June 9, 2019
食パン6枚切り…2枚
ベーコン…厚切り3枚
バナナ…1本
ピーナッツバター…大匙3
蜂蜜…大匙2
バター…10g 「料理は異なる主張をするもの同士が調和した瞬間が最も美味しい」が持論なので、ベーコンはなるべく厚いやつピーナッツバターは甘くないヤツが良いhttps://t.co/JXUfuni5d9 pic.twitter.com/CvcJtnuy4g
_人人人人人人_
>エルビスサンド<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
というわけで、今日の夕食にしようと買い物に行ってきたのだけど、材料がもうやばい。
- ベーコン
- バナナ
- バター
- ピーナッツバター
- パン
これを使ってできる料理、どうやっても絶対高カロリー・・・
レシピは結構簡単で、
1.ピーナッツバターを塗る
2.切ったバナナとベーコンを焼く
3.載せる
4.挟んで半分に切る
焼いたバナナ、ピーナッツバターの甘さに、ベーコンの塩味がすごく合う。
ただ結構ヘビーな食べ物で、食パン二枚分で食べるのはなかなかのきつさがある。
エルビス・プレスリーの死因の一つにもなったと言われるだけあるやばさを感じた。
食べすぎには注意しよう。
▶今日の関連株
クスリのアオキとツルハ
前にも書いたけど、マツモトキヨシHDとスギHDがココカラファインを巡っての奪い合いを始めた。
どちらがココカラファインを獲ったとしても、売上高で業界トップになるわけで、業界の地殻変動は避けられないし、
ドラッグストア市場も成長が鈍化してきて、業界再編が起こると言われてきたが「生き残りのための業界再編」が始まる号砲にこの一件はなるんじゃないかと思う。
ちょっとドラッグストア業界の次なる再編を考えてみた。
▶クスリのアオキとツルハ
クスリのアオキとツルハは最も経営統合する相手としての条件が揃っていると思う。
1.資本面
2.業務面
- 両社は1997年から既に業務提携していて、店舗開発や人材教育で交流がある。
- 両社は2003年からイオン系ドラッグストアと、商品の共同開発、共同仕入れを行っている。
3.役員の状況
- 両社の役員の状況を見ると、ツルハ会長とクスリのアオキ会長は互いの会社の取締役に就任している。
- 両社ともイオンのCEO岡田元也が取締役に就任している。
両社の関係の深さ、イオンとの関係を窺わせる。
4.事業エリア
- 両社が経営統合した場合、事業エリアの重複が少ない。
ツルハ⇒創業地である北海道では圧倒的に強く、東北・関東地方へと南下、静岡や中国地方では買収によって店舗網を築く。
クスリのアオキ⇒創業地の石川県から北陸・新潟へと進出し、北陸新幹線沿線の北関東などへ店舗網を拡大してきた。
都道府県別に店舗数を並べると、ツルハの店舗数が少ない北関東や北陸は、逆にクスリのアオキが強い地域であり、補完関係がある。
統合後は、単純合算で売上高8945億円で業界1位か2位になるし、九州を除けば全国的な店舗網が完成する。
実際に、クスリのアオキとツルハが経営統合へ向かうかはわからないけど、自分の目には業界内で一番、両社の相性が良いように映る。
マツキヨ、スギの2社から経営統合のアプローチを受けたココカラファインの株価が急伸したように、クスリのアオキ・ツルハの両社が統合を発表すれば株価は上がると思うし、統合後に発足する新会社も業界トップ級の規模を生かして、良い経営をすると思う。株価も期待できるのではないk。
クスリのアオキ、常に注目しておきたい株ではある。
▶今日の関連株
- ツルハホールディングス(東証一部 3391)ドラッグストア業界2位。北海道で創業し、次第に南下し、東北、関東、中国、四国まで店舗展開。
- クスリのアオキホールディングス(東証一部 3549)北陸最大手のドラッグストア。他社との経営統合を見越して2016年に持株会社体制へ移行。