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REIT

REIT

東京証券取引所には、株だけじゃなく、一部の投資信託も上場している。
その中でも人気なのがREIT

 

REITは、不動産投資信託のことで、「Real Estate Investment Trust」の頭文字を取って付けられた名前。

 

投資家から集めた資金を不動産に投資して、その不動産の賃貸料や売買益を投資家に分配する投資商品。

 

不動産を証券化して投資家に販売することから「不動産証券化」や「不動産の流動化」と言われる。

 

簡単に仕組みを図にすると、こう。

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上場企業の株を取引するように投資証券は、証券取引所で売買できるので、

 

まあ、不動産だけに投資する投資会社の株を買う的なかんじですね。

 

2001年に東京証券取引所がJREIT市場を開設して以降、リーマン・ショックで多少、本数が減少するが、順調に市場が拡大してきた。

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 これが主な大型のREIT

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だいたい大手の不動産会社などが投資法人の運営を主導するスポンサーとなっているものがREITでも資産規模が大きい。

 

 

イオンモール

地元の石川県にもイオンモールが2年くらい前にできた。イオンモール新小松。

 

イオン保有不動産の流動化に積極的で、調べてみると、イオンモール新小松も完成から1年経たないうちに流動化されて、土地も建物もイオンモールの手を離れている。

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イオンモール新小松は『流動化案件』となっている」

 

イオン側とすれば、土地建物を流動化することで、店舗開発に投資した資金をすぐに回収して、次の開発に回すことができるし、災害などで施設が被災するリスクも自社で負わなくてよくなる。

 

流動化したイオン系施設の土地建物に特化して投資しているREITもある。

 

 

 

それがイオンリート投資法人

 

国内外40ものイオン系施設、総額3622億円を保有している。

 

一方で、イオンはすべての施設を流動化しているわけではないし、イオンリート以外のREITイオンモール保有していたりする。

 

イオンモール新小松は、流動化されていて、どこかのREIT保有しているのだろうと思うけれど、イオンリート投資法人保有しているわけではなくて、所有しているのがどこなのか今のところ不明。

 

帰省した時に、法務局に行って調べてこようと思う。

 

今日の関連株

イオンモール東証一部 8905イオンのショッピングセンター開発会社。海外展開にも積極的。わりと個人的に投資先として興味がある。

イオンリート投資法人東証 3292)全国のイオン系施設に特化して投資しているREIT