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IRに電話してみた件

 IRに電話してみた件

投資歴9年目ながらもこれまでIRに電話したことは一度も無かった。電話をするのが苦手だからだ。しかしどうしても聞きたいことがあったので「IRに電話するコツ」みたいなサイトをいくつか調べて予習し今回、EIZOに電話してみた。今後もIRに電話することがあるかもしれないので簡単に今回のことをまとめたい。

 1.IRに電話するときは事前に準備しておく

IRに電話する際に先ずしておかなければならないのが下準備だ。特に電話だと緊張して、聞きたい内容を忘れてしまう可能性があるため、事前に質問の要点などをまとめておくことが重要。自分の場合は質問したい内容をWordにメモし、有価証券報告書決算短信を準備してから電話を掛けた。

 2.電話をかける

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決算短信の1ページ目の上部に問い合わせ先の電話番号が記載されているので、そちらに電話。今回は「2020年3月期有価証券報告書」と「2021年3月期第1四半期決算短信」について質問したかったのでその旨を伝える。先ずは担当者Aさんに応対していただいた。後ほど掛け直して回答するとのことでAさんに質問3点を伝える。

~15分後~

IR室長から電話がかかってくる。質問と答えていただいた内容をまとめると以下の通り。

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Q2については村田製作所EIZOの関係性についてもかなり詳しく教えて頂いた。最後に感謝と「株主として応援してます」と伝えて終了。

 3.感想&疑問点

今回4点について質問したが「純投資目的に変更した理由は?」とブログでも書いたようにQ2が本命の質問である。Q2の回答としては「村田製作所とは相互持合いではないため、その位置づけを明確化するために純投資目的にした」とのことだった。ロジックとしては理解できるがなぜこのタイミングなのか、純投資として時価約270億円の投資有価証券を保有することが許されるのかと考えるとやはり今後売却する可能性があると思う。

初めてのIRへの電話。特殊株主(総会屋など迷惑な株主)だと思われるのではないかと思っていたが、意外とウェルカムな雰囲気で応対して頂いた。今後も聞きたいことがあったら、迷惑だと思われない程度に電話をかけてみたいと思う。疑問点としては、今回は決算発表後に電話したが、決算発表前だとやはり答えにくい事もあるのだろうか。

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