男はつらいよ
▷男はつらいよ
そもそもこのブログのプロフィールの存在が知られていない気がするが、プロフィールには好きな映画は『男はつらいよ』と書いている。何回見ても良いものは良く、『男はつらいよ』全48作を通算で3周半ほど観ている。色褪せることのない名作とはこのことを言うのだと思う。
家族を困らせる寅さんのような人間にはなりたくないが、寅さんの生き方のかっこよさ、寅さんを演じる渥美清さんの演技の上手さに憧れる。それに加えて全国各地を旅する寅さんに合わせて毎回息を吞むほど美しい日本の風景が楽しめる。同年代でこの良さを理解してくれる人はあまり多くはないが、薦めたい映画No.1である。
この『男はつらいよ』シリーズは1969年~1995年に松竹が制作したもので、2001年にテレビ東京が松竹から全48作のテレビ放映権を20億円強で取得。以後は定期的にBSテレ東の土曜日夕方のシネマジャパン枠で放映されている。
これまでシネマジャパン枠では
- 2016年1月9日~2016年8月13日『釣りバカ日誌』シリーズ
- 2016年9月17日~2017年3月18日『釣りバカ日誌』シリーズ
- 2017年4月8日~2018年3月24日『男はつらいよ』シリーズ
- 2018年4月7日~2018年9月16日『釣りバカ日誌』シリーズ
- 2018年10月4日~2019年9月21日『男はつらいよ』シリーズ
- 2019年10月12日~『釣りバカ日誌』シリーズ
と放映されてきて、来週土曜日21日に『釣りバカ日誌』シリーズ最終作の『釣りバカ日誌20 ファイナル』が放送予定なので、再来週の3月28日に邦画を1本挟んで『男はつらいよ』シリーズの放送が始まるのではないかと思う。『男はつらいよ』は全48作なので、放送が始まれば、約1年は楽しめる計算である。もし『男はつらいよ』シリーズが4月から始まったら、ぜひ第1作、第2作と続けて観て、48作にわたる定型的なストーリーのおもしろさが理解できるまで観てみてほしい。