ラピスラズリの青

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テレビっ子

▶テレビっ子

働き始めれば、いずれ転勤なんかもあると思うが、基本的には住む場所にこだわりはないし、行けと言われればあまり嫌な感情も持たずどこでも行けると思っていた。しかし、毎日の生活のことを考えてみると、小さい頃からテレビっ子で、今はテレビ東京の『モーニングサテライト』で起き、夜は『日経プラス10』『WBS』、週末には『日向坂で会いましょう』を楽しんでいる僕にとってテレビ東京が観られなくなるのはちょっとつらい。調べてみると、現在、テレビ東京の系列局があるのは、北海道、関東圏、愛知県、大阪府香川県岡山県、福岡県に限られる。逆に、多くの都道府県では4つのキー局系列の放送局がある、つまりこれはほとんどの地域にテレビ東京以外の全ての系列局があるという意味だ。

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これまでもテレビ局やテレビ番組について度々、ブログに書いてきたが、テレビっ子だからか、書いているとすごく楽しい。まだ1章しか読み終えていないが、ちょうど今、読んでいる本『二重らせん 欲望と喧騒のメディア』も、戦後のラジオ放送、テレビ放送と権力や資本がどのように動いてきたかという内容である。

 

設立当初、朝日新聞社は出資していなかった「日本教育テレビ」がテレビ朝日になっていく話や、三大都市圏以外の放送局は原則県域免許であるが、「香川県岡山県」は例外的に準広域局となっていて、これは郵政大臣を務めた平井太郎西日本放送香川県)を所有し、郵政・逓信分野の有力族議員であった加藤常太郎瀬戸内海放送香川県)を経営しているなど、香川県には電波行政に強い議員が2人もいたため、特別扱いになった話など実に興味深い。

 

読み進めるにつれて、村上ファンド村上世彰ライブドア堀江貴文ソフトバンク孫正義とメディアの関係などが登場してくることになっている。わくわく。おそらく読みながらまたメディアについて書くと思う。

二重らせん 欲望と喧噪のメディア

二重らせん 欲望と喧噪のメディア

 

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