新幹線のセキュリティ
▶新幹線のセキュリティ
今、就活しているのですが、某社のSPI提出期限まであと1週間以上あるのに一昨日、予約しようとしたら関東地区は全部満席。全国のテストセンターの空席状況を確認したら、札幌と名古屋だけ空席があったので、昨日は急遽、名古屋に向かうことに。
品川駅を11時に出る新幹線に乗り、約1時間半かけて名古屋へ。SPIの予約時間まで本屋でSPI対策の本を2時間立ち読み。SPI受験後は、矢場とんで味噌カツを食べて帰ってくるというなんかよくわからない一日だった。
ところで新幹線の車内で気づいたのが、警備員が車両を行ったり来たりしていること。前もこんなだったろうかと思って調べると、やはり2018年6月9日の東海道新幹線車内殺傷事件以降、2019年3月から東海道新幹線は全列車に警備員が同乗する体制になったらしい。その他にも駅構内、車両内、車両基地など関連施設でも防犯カメラが増設され(監視業務は警備会社に委託)、楯などの防護用品や医療器具の車内配備も強化されている。
組織的な大規模テロなどにも対応できる体制ではないが、一定の抑止効果もあるだろうし、現時点では新幹線の利便性と安全性の両方を損なわずに行える対策だと思う。
今回見かけた警備員は東海旅客鉄道(JR東海)系の警備会社「全日警」で、全日警は非上場なのでどれだけ業績面で影響があったのかわからないが、東日本旅客鉄道(JR東日本)系の警備会社「セントラル警備保障」は明らかにJR東日本との取引額の増加している。
訪日観光客の増加、東京オリンピック・パラリンピックの開催により、新幹線の利用客は今年も高水準だろう。新幹線に乗ったら、安全安心を支えている全日警、セントラル警備保障のことをぜひ思い出してみてください。