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オリジナル設計の第3四半期決算

▶オリジナル設計の第3四半期決算

決算発表シーズンの真っ只中である。明日8日がピークで552社もの企業が決算短信を提出する予定で、投資家にとっては忙しくありながらも楽しい時期だ。

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今回、最も期待していたのが、僕の主力株の一つ「オリジナル設計」の第3四半期決算。オリジナル設計は、今期の業績予想は当期純利益で前期比42.7%減という大幅減益を予想しているのだが、第1四半期時点で年間進捗率が92.3%、第2四半期時点では161.9%と既に予想を大幅に超過している。第3四半期も好調ならば大幅上方修正間違いなしと思い、期待していた。

 

しかし結果は、売上高4,866百万円(進捗率77.2%)営業利益718百万円(進捗率110.4%)EPS76.42円(進捗率132.6%)で、上方修正なし。第3四半期は四半期単独でみると147百万円の営業赤字だった。オリジナル設計は、建設コンサルという事業特性上、第3四半期は例年弱い傾向にあるが、事前の期待が高まっていたことから株価は11月5日終値943円→11月7日終値で874円まで7.3%下落。

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「例年、上半期で稼ぎ。3Qは赤字になりがち、4Qは不安定という傾向」

第3四半期の営業赤字で進捗率は低下したが、以前として通期予想に対して132.6%という大幅超過状態。次は本決算だが、それまでには上方修正するだろう。光通信オリジナル設計株を買い増していて、自社株買いや増配を行う可能性も高い。中長期的にも、高度経済成長期に整備された上下水道の更新需要や、頻発する自然災害への対策として公共事業費が増額される方向であることが追い風になる。2018年に行なった自社株買い価格1,000円を目安に引き続き、保有していきたい。

 

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「オリジナル設計は、保守的な業績予想を出すが、毎年、予想を超える実績であるか、上方修正する」

 

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