ラピスラズリの青

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大江戸温泉

大江戸温泉物語

三連休は福島県を旅行し、昨日は会津若松の山中にある東山温泉で、大江戸温泉物語の経営する「東山グランドホテル」に宿泊した。食事面では、温泉旅館というと、中居さんが料理を部屋まで運んでくれるというスタイルが多いが、大江戸温泉の施設では、グループ全体で食材を一括仕入れし、バイキング形式で提供することで人件費を抑え、コストを効率化している。それでいて料理もまあなかなか悪くなかった印象。

そして施設面。大江戸温泉物語は、保有している施設をREIT(不動産投資信託)に売却していて、東山グランドホテルも大江戸温泉REIT保有物件なので、施設の取得価格が公開されているが、それによると12.3億。123室もある割にかなり安く取得している。これは大江戸温泉が経営破綻した民間の宿泊施設や経営が苦しい公共の宿泊施設を割安に買収しているためである。東山グランドホテルも2007年に運営会社が経営破綻していて、2008年にたったの6億円で大江戸温泉グループに買収されている。

このような経営方針で1泊2食付き7,980円という低価格を可能にし、人気を集めている。手頃な価格で、温泉に入れて、食事もできて、浴衣も着れる、外国人にも人気。施設数の増加、訪日観光客の増加とともにまだまだ業績を伸ばしそうだ。

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