ラピスラズリの青

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日向坂写真集と出版業界

▶日向坂写真集と出版業界

僕は斉藤優里さんを応援するためだけのツイッターアカウントを持っている。当然、フォローしているのは斉藤優里さんのファン(ふぁみたん)が多いわけだが、斉藤優里さんの卒業後のふぁみたんの動向を見ていると「乃木坂46の4期生」か「日向坂46」を推し始めるパターンが多いように感じる。

 

斉藤優里さんは明るく、キャピキャピしていて見ているだけで元気がもらえる感じの子だから、4期生の明るいかんじとか日向坂のハッピーオーラと重なる部分があるのかもしれない。僕も、4期生と日向坂を推したいと思ってる。

 

日向坂は箱推しに近いスタンスで見ているけど、いつでもニコニコしていて全力投球な松田好花さん、言動からピュアさが溢れ出てる丹生明里さん、すぐ泣くしちょっとなに言ってるかわからない「5歳児」のような無邪気さが魅力の東村芽依さんの3人が特に好き。

 

実はまだ日向坂の握手会には行ったことがないのだが、今月28日に発売する日向坂46の写真集『立ち漕ぎ』のお渡し会に応募した。というわけで抽選が当たれば、八重洲ブックセンター丹生明里ちゃんからお渡される予定。

 

公式ツイッターでもちょこちょこオフショットや先行ショットが出てくるけど、期待が高まる。


前にもブログでちょこっと書いたが、出版不況の今、坂道グループの写真集は本当によく売れる。乃木坂46のグループ写真集が30.6万部、欅坂46のグループ写真集が15.6万部をそれぞれ半年で売り上げている。日向坂も十数万部売るはずなので、「1万部売れればヒット」と言われる中で出版業界にとっては干天の慈雨というところか。

 

 

 

しかし出版業界の中では、出版社も経営が厳しく、アマゾンエフェクトで書店も厳しいと言われているが、それ以上に苦境に陥っているのが、出版社と書店の間の流通を担う出版取次と呼ばれる業者。

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中小の出版社が、全国にある無数の書店に自社の商品を自力で配送するのは難しいため、商品の配送・代金の受け渡し・売れ行き情報の提供などを行うのが「出版取次」

 

アマゾンが出版取次を介さない直接取引を始めるなど構造の変化がある中、2014年に3位の大阪屋が経営危機になり、翌年には4位の栗田出版販売が破綻。(後に両社は合併し大阪屋栗田に。)さらに5位の太洋社も破綻。業界の再編が進行している。

 

八重洲ブックセンターは出版取次がそのような状況で生き残りをかけて動いている舞台でもある。出版取次2位のトーハンが2016年に八重洲ブックセンターの株式49%を取得し、川中から川下へと川下統合を図っている。

 

カルチュア・コンビニエンス・クラブTSUTAYA運営会社)が出版社を買収したと、出版業界はまだまだ再編が続きそう。

 

 

 

 

日向坂46の写真集、たくさん売れるといいね。

 

日向坂46ファースト写真集 立ち漕ぎ

日向坂46ファースト写真集 立ち漕ぎ

 

 (アマゾンのリンクを付けましたが、アマゾンは出版取次を介さない直接取引を始めているので日本出版販売トーハンが泣きます。。。)

 

 

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