炭酸飲料の原料「炭酸ガス」
▶炭酸飲料の原料「炭酸ガス」
斉藤優里さん、炭酸飲料飲みたすぎるみたいです。そんなゆったんを想像するだけでかわいい。
僕もコーラとかスプライトとか炭酸飲料が好きで、ビールも好き。
ところで、炭酸飲料は水に炭酸ガスを溶かしている飲み物なのだが、これは産業的にみるとなかなかおもしろい。
炭酸ガスメーカーというと大陽日酸系の日本液炭ホールディングス、エア・ウォーター子会社のエア・ウォーター炭酸、昭和電工ガスプロダクツなどがあるが、
そのうちの1社で、炭酸ガス国内シェアトップの日本液炭の資料をみると、炭酸ガスは実に多様な、そして生活に身近な場所で使われていることがわかる。
ドライアイスや植物の栽培、そして炭酸飲料の原料などとして。
炭酸ガスはつまり二酸化炭素なのだが、二酸化炭素は空気中に約0.04%しか含まれない。そこで、炭酸ガス業者は効率的に二酸化炭素を回収するために、純度の高い二酸化炭素を大量に排出する石油精製プラント、化学プラントなどに装置を設置し副製品として回収している。
日本液炭の炭酸ガス工場である水島工場、黒崎工場はどちらも三菱ケミカルの工場内にあるし、エア・ウォーター炭酸の工場も調べてみると、石油精製施設や化学プラント、製鉄所内に立地している。
2018年はスーパーからドライアイスが消えた時期があったが、これは石油精製プラントの設備トラブルが相次ぎ、十分な量の二酸化炭素が回収できなくなったためである。そして需要面ではアマゾンの「アマゾンフレッシュ」やヤマトの「クール宅急便」の取扱いが増えていることも影響している。
ドライアイスがなくなるのも問題だけど、炭酸ガスが不足するとビールや他の炭酸飲料の供給にも影響が出る、非常に困る問題なのだ。
(ゆったん、エゴサしてるらしいので、インスタの「炭酸飲みたい」投稿から炭酸ガス産業のこと書いてるこの変なブログ見つけたらどうしよう。。。)(読んでる~?)