ラピスラズリの青

主に自分の好きなものや興味のあることと企業をからめて

不況に強い映画館

▶不況に強い映画館

先週末に友達と、公開中の映画『Documentary of 乃木坂46』を観てきた。わりと映画はよく観るけどそれはBS放送とかでやってる映画を家で観るかんじ。久しぶりに映画館で観て、ポップコーン食べながら大スクリーンで観るのも悪くないなと思った。

 

映画館というのは、家から近く、家族連れでも行けて、天候も関係なく、しかも1人2,000円+飲食代程度と安上がりな休日のレジャーだから不況に強い。10月に消費増税を控え、既に景気の方向感としては悪化する方向に向かっている中で、注目が集まる業界かもしれない。

 

 

というわけで調べてみると、意外と映画館をやっている上場企業というのは多い。全部で11社。(イオン傘下のイオンエンターテイメントイオンシネマ〉、ローソン傘下のユナイテッド・シネマなどもある)

f:id:enterprise-research:20190722233221p:plain

この中で全国展開しているのが、東宝松竹東映で、この3社は映画館の運営だけでなく、映画の制作でも大手である。

 

映画館関連株11社の多くは不動産事業が安定収益源であることも見逃せない。

f:id:enterprise-research:20190723210558p:plain

東京テアトル武蔵野興業はその他の事業の赤字を不動産事業の黒字で埋めている」

 

全体的に不動産事業に頼っている企業が多いが、東京楽天地とか東京テアトルは、不動産会社とおもった方がいいレベル。

 

 

 

そういえば日本テレビの『月曜から夜更かし』で個人投資家桐谷広人さんに密着する回が何回か放送されてきたが、桐谷さんはいつも株主優待券を使うために映画をたくさん観ていらっしゃる。それはそれだけ映画館関連株が多くて、それらの企業が株主優待を実施しているということだろう。

 

優待で映画が観られるし、不況に強く、不動産事業という安定収益源がある、そしてビジネスモデルがわかりやすい映画館運営会社。ゆったりのんびり投資する対象として向いていそう。

 

ちなみに今、僕は東宝オーエスを投資先として検討中です。

 

▶今日の関連株