「日向坂46」とセンサーの巨人
▶「日向坂46」とセンサーの巨人
昨日、7月14日放送の『日向坂で会いましょう』は7月17日発売の2ndシングル『ドレミソラシド』のヒット祈願の前編だった。
これまで1stアルバムではバンジー、1stシングルでは120km駅伝をしている日向坂46だが、今回は琵琶湖で、中国由来の「ドラゴンボート」というボートを15km漕いで日吉大社まで行くというもの。
最近、乃木坂のヒット祈願が生ぬるいかんじのものが多くなっている(みんな忙しいから仕方ないね)、一方で日向坂が1stシングルに引き続き、過酷なヒット祈願をしているのは、やっぱり見ていて感情移入しちゃう。
ボートのコースを見て、企業オタクの僕は「この辺にオプテックスの本社あるんだよなあ」と思いながら『ひなあい』を観ていた。
さらに番組を観ていると、日向坂のメンバーがボートの体験施設「オーパル」でドラゴンボートのレクチャーを受けている様子が映っていた。
このボート体験施設「オーパル」は調べてみると「オーパルオプテックス」という会社で衝撃を受けた。。。
「これはオプテックスの子会社の施設だったのだ!」
センサーのオプテックスがマリンレジャーの子会社なんか持ってるのに興味を持って、さらに調べてみると、オプテックスは現‐相談役の小林徹氏が1979年に設立した企業で、
同志社大学の学生だった頃、ボート部に所属していた小林氏は、琵琶湖で青春時代を過ごし、琵琶湖に魅せられ、オプテックスを創業してからも湖畔に本社を建て、ついにはボートやカヌーを使うマリンレジャー子会社まで設立したというわけ。
もちろん本業はレジャーではなくて、防犯用センサーや自動ドアのセンサーを製造していて、世界シェアトップを誇る。
業績も右肩上がりで、特にここ数年は急成長している優良企業。
京阪神と名古屋を結ぶ東西交通の要衝にある滋賀県には東レやパナソニック、ダイハツ工業など県外大企業が立地するけど、一方で、日本電気硝子やフジテック、オプテックスのような強みを持つ地場企業もある。
滋賀県の会社は古くから「三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)」を大切にしている。オプテックスもボートやカヌーの振興で「世間良し」を果たしているのかもしれない。
これからIoTやビッグデータの時代になると、データを集めるために各種センサーはもっと重要になってくる。
成長著しいオプテックスからも、快進撃が止まらない日向坂46からもしばらく目が離せなそうですね。
ドレミソラシド (TYPE-A) (Blu-ray Disc付) (特典なし)
- アーティスト: 日向坂46
- 出版社/メーカー: SMR
- 発売日: 2019/07/17
- メディア: CD
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