ラピスラズリの青

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馬券を買うより株を買え

▶馬券を買うより株を買え

友達に誘われて、昨日は大井競馬場に行ってきた。

 

大井競馬場は東京23区(特別区競馬組合)が主催者の「東京シティ競馬」という地方競馬レースが行われている競馬場。

 

前から「平日の夕方から競馬開催して人集まるんかな」と思ってたけど、仕事終わりに行く人とか結構いるんだなあと実感した。

 

ナイター競馬というのもなかなか悪くない。

 

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「スターティングゲートがめちゃくちゃ近い。目の前で開くんだけど。。。」

 

 

ところで、投資家の間では「大井競馬場」と聞いて、すぐ思いつくのが「東京都競馬」という企業。

 

中央競馬JRA)は審判業務から競馬場の運営、ネット投票システムの運営など競馬開催業務のほとんどを自前で行なっているけど、東京シティ競馬はその部分が少し違う。

 

東京シティ競馬では、審判業務など公平性に関わる重要な部分だけは特別区競馬組合が行なっていて、競馬場の運営やネット投票システムの運営などの民間でもできる部分は民間企業に委託している。

 

その業務を請け負っているのが、「東京都競馬」。東京都競馬東証一部に上場しているから、競馬関連株の本命としても有名。

 

 

 

東京都競馬がどういう企業かを簡単に言うと「大井競馬場の大家さん」的存在。つまり大井競馬場保有している。

 

場内の飲食店の運営やネット投票システム「SPAT4」の運営も行っていて、東京シティ競馬の勝馬投票券売上高に応じて一定の賃貸料やシステム利用料を受け取っている。

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競馬関連事業の他にも都内で「東京サマーランド」というプールや、倉庫業、商業施設の運営なども行っている。

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大井競馬場周辺を歩いているとそういう東京都競馬のビジネスがたくさん見られる。しかも競馬場があるこの島は、その名も「勝島」。勝負事する場所として相応しい地名。。。

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競馬は勝ち負けがはっきりと、すぐ決まるしエキサイティング。

 

だけど、株は倒産しない限りハズレ馬券にはならないし、こういう風に一つの企業のビジネスを調べたりしていると底がない楽しさがある。東京都競馬みたいな安定収入源がある企業の株ならなおさら「馬券を買うより株を買え」かもしれませんね。

 

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