退蔵益
退蔵益
斉藤優里さんの卒業記念グッズで、VプリカというVisaインターネット加盟店で使えるプリペイドカードが出た。
3000円分のプリペイドカードを3240円で販売していて送料、手数料込で4400円で売っている。
グッズとしては4400円-3000円の、1400円だから、まあ安いかと思って買った。
驚いたのが、このプリペイドカード、有効期限が6ヶ月後の月末。
流石に有効期限が短すぎる。
こういうオタク用のグッズは飾られたり、保管されたりすることが多いから、使わずに6ヶ月の有効期限を過ぎてしまうケースが多いと思う。
するとどうなるかというと、有効期限を過ぎた分や使われないと見込まれるものは全て、退蔵益という形で発行している企業の利益になる。
いろんな企業がプリペイドカードを発行しているけど、発行する理由の一つが、退蔵益を得られるから。(集客のためでもある)
営業利益は3億円弱程度なのに、経常利益は退蔵益で押し上げられるため20億円近くになる。
Vプリカを発行しているのが、消費者金融大手アイフル傘下のライフカードという会社なのだけど、Vプリカも販売高のわりに儲かるんじゃないかなと思う、知らんけど。
今日の関連株
- アイフル(東証一部 8515)消費者金融大手。傘下にクレジットカードなどを手掛けるライフカード。
- 楽天(東証一部 4755)電子マネー「楽天Edy」を展開。
- ティーガイア(東証一部 3738)住友商事系の携帯販売代理店最大手。2018年に同じく住友商事系のSCSKからクオカードを買収。