「橋」
「橋」
ここ数日、車でちょっと家族旅行に行ってきた。
明石海峡大橋・大鳴門橋を渡って、四国に入り、高松・松山を経由した後で、しまなみ海道を通って、岡山県を観てきた。
以前、『プロジェクトX』の瀬戸大橋を架ける回を見たこともあって、本州と四国を結ぶ橋ができたことで、両岸のヒトやモノも結び、新しい経済圏、新しい生活ができたんだろうなあと思った。
橋は、ハード面だけじゃなくて、ソフト面でも両岸を結び付ける点で、文化的な側面が大きいような気がする。
本州四国連絡橋
瀬戸大橋を含めて、本州と四国の間に架かる橋の全てを運営しているのが本州四国連絡高速道路という企業。
前身は本州四国連絡橋公団で、2005年に日本道路公団が解体されるのとともに、本州四国連絡高速道路と、日本高速道路保有・債務返済機構に分割された。
簡単に言うと、日本高速道路保有・債務返済機構が日本全国の高速道路を保有していて、その高速道路を借りて、本州四国連絡高速道路などが高速道路を運営し、その賃借料を機構に払う、という構造。
今は、東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、首都高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路の6社が高速道路を運営している。
そもそも、日本道路公団が分割され、この構造が作られた目的は、
- 約40兆円にも上る有利子負債を確実に返済すること
- 必要な道路を少ない国民負担で建設すること
- 民間のノウハウで柔軟な料金設定・サービスを提供すること
だった。
機構の債務は順調に返済されているように見えるけど、当初は、2045年までの完済が予定されていたものが、高速道路老朽化への対応で、2065年までに延長された。
柔軟な料金やサービスの充実は、わりとうまくいっていると思う。
特に、きれいで、美味しい食べ物があるようなSA・PAの良いイメージは民営化以降により一層強まったと思うし、海老名SAとか観光地化しているところには、一度行ってみたい。
そういえば、『乃木坂工事中』で井上小百合さん、伊藤万理華さん、中元日芽香さんが海老名SAでロケやってたな。
(SAに着くと『行く当てのない僕たち』聴きたくなる)
高速道路の話だったけど、タイトルは「橋」ということで、
乃木坂4期生の掛橋沙耶香ちゃんには、いろんな人と人の間に「橋」を「掛」けて、新しいヒトの流れを、世の中に作り出すようなアイドルになってほしいな。
という結びの言葉を入れておく。
今日の関連株
宮地エンジニアリングG(東証一部 3431)‐ 橋梁などを手掛ける。
横河ブリッジHD(東証一部 5911)‐ 橋梁建設会社大手。
OSJBHD(東証一部 5912)‐ 橋梁建設を主とする建設会社。
駒井ハルテック(東証一部 5915)‐ 橋梁建設を主とする建設会社。
日立造船(東証一部 7004)‐ 「造船」だが造船から撤退。橋やプラントを手掛ける。
IHI(東証一部 7013)‐ 明石海峡大橋などを建設。海外でも大型の橋で実績。
大手ゼネコン